8月3日 水曜日 晴れ

医師法21条について:この法が設立されて、60余年が経つ。この立法趣旨は、犯罪の早期発見にある。そういう点では、必要な法律である。しかし、日本医師会では、医療の崩壊や医療の萎縮につながるとして、いろいろ問題を醸している。医療は所謂、ハイリスク・ハイリターンになり、異状という概念がわかりにくくなっている。しかし、まじめな医師や医療チームたちだけではない。中には医療を食い物にする悪党も要る。そういう輩を糾弾するために、この法律は最初の立法趣旨通り、必要である。やましいことが無ければ、内部告発や遺族から不信感をもたれる前に、届出をすれば良い。繰り返すが、何も疚しいことが無ければ、警察は粛々と退散するし、身の潔白も時間をかけず証明される。