今日の司法解剖で到着時間を8時であったのに、私が七時に出勤時にはすでに着いていた。すぐに解剖前CTを撮り解剖に着手した。脳挫傷があった。今は当日発行の死体検案書に直接死因、その原因、経過時間、動態など外因死場合、肉眼的に明確に判断ができないことのほうが多いため検索中になることが多い。今回も御他聞にもれず組織化学的検索中とした。解剖で得る情報は鵜呑みにしてはならない。たとえ家族であっても場合によっては不都合が生じ、嘘をついたり、不正確になるからだ。犯罪を見逃さないためには細心の注意が常に伴う。とかいってるうちに、また、司法解剖の要請が入った・・・・・・