7月16日金曜日 曇り

いつもは午前中に新規追加をするのだが、児相が被蓋児を診察に連れてきたり、たまっている鑑定書を書いていたら交通事案の司法解剖が入ったりしたもので夕方になってしまった。司法解剖に長い時間費やしたが交通事故死には間違いないが、なぜ事故を起こしたのか今日のところはわからなかった・・・明白なる器質的病変は無い。想像の域は脱しないが、運転中、何かを探していたのか、今問題になっている”ながら携帯”のせいなのか、それとも、何か不意に目の前を横切りそれを避けるために事故ったのかは、法医の許容範囲外になる。しかし、あきらめない!病理学専門医のコンサルの基、意識障害を起こした可能性もあるので、究明は続くのである。明日は、京都教育大付属に講演に行きます。・・・・・